少年誘拐殺人ホルマリン漬バラバラ事件(1957年)

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不審に思った医師は4月9日午前10時ごろ自宅を訪問。家族とともに林の四畳半の部屋に踏み込む。家族とともに林の四畳半の部屋に入ると、室内に血痕が散らばっていた。
 畳をあげて床下を調べてみると、大型の金魚鉢と熱帯魚用の水槽が2つずつあり、金魚鉢には頭部と両足、水槽には胴体と両腕が収められていた。さらに蓋をパテで密封し、ホルマリン漬にしてあった・・・


※少年誘拐ホルマリン漬け事件(しょうねんゆうかいホルマリンづけじけん)とは、少年愛者によるバラバラ殺人事件。加害者と被害者の双方の親が著名人である殺人事件。
1957年4月2日、東京・中野区の中学1年の少年(12歳)が銭湯に行ったまま行方がわからなくなり、2日後に15万円の身代金を要求する脅迫状が届けられた。
 4月9日、少年と銭湯で知り合った男(当時26歳)が殺害し、バラバラにしていたことが発覚した。
被害者 角界出身のプロレスラー清美川の中学一年生の息子(当時12歳)
犯人 日本棋院七段名人の長男・林邦太郎(当時26歳)


犯人 林邦太郎のノート(抜粋)
4月3日。ちょっとイタズラしたくなった。昼過ぎ、こどもが欲しければ15万持って鶴ヶ島駅へ来いと書いた葉書をポストに入れた。それから渋谷に行き熱帯魚を売っている店でガラス容器を四つ買った。今夜も徹哉で死体の処理をしたが、父や母は気づかなかったようだ。

金魚鉢に入ったあの子は、見ても見ても飽きるということがない。ホルマリン漬けになったあの子は生きているときより、いっそうかわいい。親父たちがいるから、もったいないけど昼間は床下に隠す。でも隠す前には必ずサヨナラを言うんだ。でも、別れの旅に、つらい・・・

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