平成9年(1997年)5月27日、午前6時40分ごろ、兵庫県神戸市 須磨区 友が丘中学校の正門の前に、人間の頭部が置いてあるのを、門を開けに来た用務員が発見した。
頭部は地面の上に立てた状態で置かれ、顔は道路の方向を向き、登校してきた生徒たちがすぐに「それが何か」分かるように置かれていた。更に、頭部は激しく傷つけられており、口は両耳のあたりまで刃物で切り裂かれ、目の部分は×印に切られ、頭の上にも短冊状に何本も切られた跡が残っていた。
そして口の中には世間や警察に対する挑戦状のような「犯行声明文」が差しこまれていた。
友が丘中学校ではすぐに警察の捜査が始まり、全校生徒を早急に帰宅させた。
置かれていた頭部は、三日前の5月24日から行方不明になっていた、小学校六年生の児童のものだと分かった。この小学生は、24日に「おじいちゃんの家に行く」と言って、歩いて自宅を出たまま行方不明となっており、頭部が発見される前日に、警察が公開捜査に踏みきっていた児童だった・・・ ⇒事件の詳細はこちら
※神戸連続児童殺傷事件は、
1997年(平成9年)に兵庫県神戸市須磨区で発生した当時14歳の中学生(以下「少年」と称す)による連続殺傷事件。
別名『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗事件』とも呼ばれる。
この事件で、2名が死亡し、3名が重軽傷を負った。
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