大腸がんを告白した俳優の今井雅之が会見を開き、主演予定だった舞台「THE WINDS OF GOD」(5月1-5日、新国立劇場ほか)の降板と、病状などについて語った。
歩いて会場入りした今井は、末期の大腸がんで、ステージ4と診断されたことを告白。
弱々しい声で「ぎりぎりまで自分の体と相談したけど、これでは舞台に立てない。これが精いっぱいの声」と、自身の判断で降板を決めたことを涙ながらに話した。昨秋に体調を崩した際は「腸の風邪」と診断されたが、病状が2カ月続いたため別の病院で検査したところ大腸がんと告げられたという
複数あった腫瘍は手術ですべて切除したが、現在も抗がん剤治療とリハビリを続けていることを明かし、ファンに向けて「こんなことになってしまったけど、仕事を命懸けでやっていくので、応援をよろしくお願いします」と深々と頭を下げた。
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